枕恋の母でございます。

アメリカ駐妻選択科目、ブログ開設。

アメリカで、お腹いっぱい牛タンが食べたい!※生肉加工写真あり

枕恋の母、ひびきでございます。






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「日本の焼肉屋でササッと食べれるあの牛タン、お腹いっぱい食べたい…!どのタレ付けようか吟味しなくてもいい、とにかくなんでも調味料付けて、炊きたてご飯にバウンドして、ケチケチ1枚を数口で食べるんじゃなくて、1枚1口で食べる幸せを噛み締めたい!!」


そう思う方も多いだろう。私はそうだ。


アメリカで売られている丸々の牛タン。
見た目や加工の手間に負けて手を出さないのは、正直もったいない。
(異論は認める)









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※ここから先に、まるまる皮付き牛タンの写真が入りますので、苦手な方はご注意ください。









大丈夫か。
いいな。わかった。










ひびき流、牛タンの捌き方。








作業開始してから食べるまでの所要時間、1日。(次の日に食べれる)






必要な物(多分)

大き目のボウル
まな板
ペーパータオル
ペティナイフがあればそれ
切り分けした時に一時的に置いておく皿やバット
ラップ
見た目に負けない強靭な心









まず、牛タンを見つけ次第確保する。私はいつも、近所のウォルマート(以下ヲと表記)に売っているので、牛タンを食べたいときはヲに行く。

店舗によるので、お近くのヲをご確認を。






袋から出して表面など軽く洗う。水気をしっかり取る。



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はいドン







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写真内で指差ししている、少しくぼみのある部分。ここで硬い筋肉と柔らかいタンを分ける目安にしている。





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ツルッとした皮を少しめくる(削ぐ)と、こんな感じに見える。先に言った硬い筋肉は、黄色矢印で示している丸い部分。
その下で分けるのが楽でいいけど、焼いて食べる時に、少し厚めにカットして焼くと、この筋肉が硬くて噛み切れないので、特にお子さんがいる場合は取る事をおすすめしておく。
青い矢印の部分に包丁を入れていく。
側面のツルッとした皮を、筋肉との堺が見える程度でいいのでめくる。

切り分ける、と言うよりも、上下を剥がす、と言う感じで、包丁を入れていく。

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途中。


どこまでやるか、私の目安にしているのはココ↓



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ちょっとビラビラがある辺り。そこから先は、スライスして焼くと硬い部分なので、タン先として煮込み料理へ。




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目安の位置まで剥がしたら、ブツ切り。






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筋肉以下を分けたら、次はタン先を分ける。めちゃくちゃ雑な目安だが、この写真

①上タン(脂が多く柔らかい)

②並タン(脂控え目、歯ごたえがある)

③タン先(脂がほとんどなく、硬い)

と分けている。

で、③タン先だけズドンと切る。
①②はつながったままの方が都合がいい。
①②の区別は、堺目に盛り上がりと言うか、微妙なコブと言うかそう言う物があるので、ココを目安としている。



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ズドン


そしたら切り分けた物全てを大きめのボウルに入れて、2〜3回洗った後に水へ浸けて血抜きする。

なんかね、30分毎に水を変えるのを4〜5回やるのがいいらしいけど、面倒だから何かほか事してる間浸けて、終わったら引き上げた。正味15分以下。

あと聞いた話だと、塩を揉み込んで5〜10分ぐらい置いて流す、と言う方法もあるそうな。



各自に任せる。



血抜きが終わったら水気をよく切って、ラップする。

ギュウッと円筒になる様にラップで巻く。
牛だけに(黙れ)




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冷凍庫へ入れて一晩。
しっかり中まで凍らせれば、スライスする時に包丁で薄く切り分けが可能。





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ビジュアルに変化はないけど翌日。

食べたい日に、皮剥とスライスを行う。


冷凍庫から出して30分〜1時間ほどで、表面が少〜〜し溶ける。


ペティナイフなどで削いでいく。手を切らんように。必要ならペーパータオルで押さえながら。


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こんな塩梅。



よく切れる包丁に持ち替えて、並タン側からスライスしていく。大体1〜2mm程度、もしくは、厚切りならしっかり切込みを入れる。




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並タンの断面。脂は少ない。タン先はもっとない。


①と②の堺目辺りに到達。

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並タン切り始めと、上タンの始め、脂の量が違うのがわかる。


上タンパートは4〜5mmほどの厚さにスライス。好みでもっと厚く切ればいい。

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ふむ、サシが違いますな。






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こんな感じに。
冷凍庫へ入れるときに円筒状だと、日本の焼肉屋で見かける様な丸いスライスになる。まあ、好みの問題ですな。




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ここで、本当はサムネ用に焼けた牛タンの写真を貼る予定だったが、お察しの通り、焼いてすぐに食べてしまうので忘れるよね!しょうがない!



ちなみに


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このタヒンを付けて食うのがお気に入り。ライム塩なので、レモン塩で食うのとあまり変わらない。
液体ではないので垂れない。すごく好き。

ハラペーニョフレーバーもあるらしいので、今度試してみたい。





では。